ホーム>スタッフブログ>Owner Blog オーナーブログ>音楽できる命があることを大切にする音楽
Owner Blog オーナーブログ

音楽できる命があることを大切にする音楽

あるコンクールで、全体講評をされた先生が、「今年の初旬に音楽仲間を病気で失い、あらためて音楽できる命があることの大切さと喜びをかみしている」というお話をされました。

だから、「みなさんも、もっと、毎日、音楽できる命があることを大切にしてください」と。

つい先日、ある学校の練習を見せてもらっていたとき、なんだか時間が止まっているように感じて、私も同じようなことを生徒のみなさんにお話しさせていただいたばかりです。

「今、こうして音楽をしている最中も、地球上では君たちと同じぐらいの年齢の尊い命が、戦争や飢餓や病気で、何秒に一人という早さで失われている。それなのに、命があり、音楽できる君たちは、どうしてそのことを大切にしないのか」と。

このような話は、私は学校の授業やかかわった音楽団体では、いつも何度も言っていることです。

音楽は、時間芸術です。

言い換えれば、生きていることそのものを表現するのが音楽です。

コンクールや演奏会のための練習や、勉強のための演奏は、音楽本来の姿ではありません。

音楽は、いつでもそのとき限りの、本番です。

コンクールの演奏を聴かせていただきながら、何か足りない、と思っていたことを、全体講評の先生が言ったときは、ああ、それだった、と思いました。

コンクールや授業では、演奏中ではなく、演奏のないときのその場の空気や雰囲気だけでも、音楽や命を大切にしているかどうかが感じ取れます。

演奏団体が集まって席についていると、そういうことが団体ごとにはっきりと違いが出ていることで、ふだんの音楽活動がどのようなものなのかが見えてきてしまいます。

もしもそういうことをお考えになったことのない指導者の方や演奏者、生徒さんがいましたら、もう一度、今、自分に命があること、音楽ができることを、ぜひお考え下さい。

必ず、それは、聴いていただく方々に伝わります。

 

ページ上部へ